
何からやると一番効果が出る?
順序が正しければ、効率もすごくあがりますね!

私はこれまで、少しでも英語学習のチャンスがあれば、どんなことでも自分から飛び込んで勉強してきました。
その結果、何とかアメリカの大学を卒業し、英語を使って仕事できるレベルになりました。
ですが、勉強の順番がバラバラになってしまうことがよくありました。
やはり効果が出やすい勉強の順番はあると思います。
今回は、できるだけ短期間で大きく効果が出やすい順序を解説していきます。
そして、効果を最大化していくためのコツについても触れています。
最後まで読んでみて、参考にしていただけると幸いです。
目次
英会話の勉強の順番について
今回ご紹介する勉強の順番はこちらです。
また今回ご紹介する手順は、じっくり時間をかけて、結果を最大化することが狙いになります。
最低でも、半年から1年の時間が必要になると思います。
そのため、数週間で英会話ができるようになるといった「すぐに効果が出る」方法ではないと思います。
焼刃的な勉強法でもよいから、すぐに効果がほしいと思われる方は、狭い範囲にフォーカスして勉強をする方法がおすすめです。
早急に英語が必要な例
- 来月英語のスピーチがある
- 今月クライアントが来日する
早急に結果を求める場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
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英語上達の最短ルートを紹介します!上達しない理由とは?
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英会話コーチングランキングTOP5!結果を出すための勉強の方法も紹介!
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ステップ1. まずは英語で遊ぶ
すでに長期で英語を勉強していくと決めた人は、ここはスキップしても大丈夫です。
英語の勉強を始めてから少なくとも数か月間は、挫折の繰り返しです。
途中の挫折を乗り越えるためには、英語の勉強をすることを他のことよりも優先にしていく必要があります。
英語学習を優先にしていくために、「本気で英語を話したい!」という実感を、最初に得るのは大事だと思います。

そのためには、英語で遊ぶのが一番手っ取り早いです。
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こちらの記事のおすすめのドラマを選出しています。
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アメリカのドラマで英語学習する方法をご紹介!おすすめの作品30選!
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この時に大切なのは、自分が英語を話している姿をイメージトレーニングすることです。


ステップ2. 英会話のレベルチェック
英語で遊んでみて、ある程度今後の意気込みやモチベーションの高め方が分かったら、自分の今のレベルを図る作業です。
この時点では、全然話せなくて当たり前です。
仮に今のレベルが低かったとしても大丈夫です。
これから勉強する中で英会話に慣れてくると思います。
少し英語に慣れるだけでも、最初とは比べものにならないくらい日常会話ができるようになると思います。

客観的にレベルを図ってもらうのが鉄板
自分でレベルチェックするというよりは、客観的にレベルを図ってもらうのが鉄板です。
一番良いのは、英語スクールとか英語コーチングの無料カウンセリングを受けてみることです。

もちろん相手はプロなので、英語初級者の対応も仕事です。
なので、チェックを受ける側も本気でテストができるのがよいです。
当サイトでは、以下2つのサービスを推奨しています。
ビジネス特化型オンライン英会話 Bizmates の詳細はこちら
また英語のスクールやコーチングは、英語学習をするのに最高の環境を提供しているところも多いです。
そういったサポートも一度は検討してみるとよいと思います。

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英会話コーチングランキングTOP5!結果を出すための勉強の方法も紹介!
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ステップ3. 発音を覚える
私は、早いうちに正しい発音練習をを始めるが一番効率的だと考えます。
発音をはじめに覚える理由
- 相手が聞き取りやすい発音の癖をつけることができる
- あとから発音を直す手間がないため効率的
- アルファベットや単語を発音できると、早い段階でのリスニング習得につながる。
最初に発音を覚えると3倍効率的?
最初に聞き取ってもらいやすい発音を覚えると、あとから発音を直す手間がないため一番効率的です。
英語の発音ってなかなか難しいですよね。
私もいまだに意識しないときれいに発音できない単語もあるくらい難しいです。
最初、自己流で発音をしてそれを継続していくと、正解がわからないまま自己流で話していくことになります。
その後、気づいた時に途中で発音を正すことがあるかと思います。そこで2度手間になってしまいます。
また、一度覚えた自己流の発音を忘れて、新しい発音を覚えるのもまた2度手間です。

おすすめの教材については、以下の記事の「4. 発音を覚える」の章を参考にしてみてください。
-
英会話の勉強をしたいけど順番に迷う人へ!6つのステップで効果を最大限にしよう!
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アルファベットや単語を発音できると、比較的早く聞き取れるようになる
この次に単語を覚えていく流れになるのですが、この単語1つ1つを覚えていくときに耳で覚えることが必要です。
単語を読めるだけじゃなくて、聞いてどの単語か瞬時にわかるようになる練習ですね。
その時に正しい発音で単語を覚えていくためにも、正しい発音を覚えることを先に始めるとよいです。
一番最初に英語の単語を覚えるために音声を聞いてみるとわかります。
単語1つ1つの発音なんてわかると思っていても、予想以上に正しい発音は難しいです。
さらに、正しい単語の発音がうまく聞き取れなかったり発音できなかったりすると、
文章を聞き取れなくなり、結果会話がうまくなるのも非常に遅くなります。
シャドーイングをする手助けになる
後ほど、英語の学習で肝になるのが、シャドーイングをすることです。
シャドーイングに関する記事はこちらです。
-
英語ドラマでシャドーイングしよう!おすすめの海外ドラマ8本も紹介します!
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最初のうちで発音を勉強すると、シャドーイングもスムーズに入りやすくなります。
また、リスニングもスピーキングも発音がもとになります。
自分で発音できる、聞き取れる、話せる。
この流れを意識すると最速でリスニングとスピーキングを伸ばしていけると思います。
ステップ4. 地道系:単語を覚える
必ず、読みと意味と合わせて、発音で単語を覚えましょう!
単語を覚える際は、この記事を参考にして下さい。
-
ビジネス英語のボキャブラリーを2ステップで攻略!おすすめの単語帳とアプリも紹介!
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単語を読めるだけじゃなくて、聞いてどの単語か瞬時にわかるようになる練習ですね。
最初で正しい発音を練習していると、単語のリスニングを勉強する際に少し楽になります。
日本語には、ローマ字読みがありますが、英語の発音はローマ字とずいぶん違うことが多いです。
単語1つ1つの正しい発音は、意外と自分が思っている音とずいぶん違います。
例えば、work (働く) と walk (歩く) を比べてみます。
ローマ字読みだと、


と思ってしまいがちですが、実際はこのような発音になります。
Work
Walk

1つ1つの単語を覚えるときに得られる発見を大事にしていくと、興味深くいけると思います。
コツ1:朝の30分と夜の30分を存分に使う
私が一気に単語を詰め込むときは、朝30分と夜30分を必ず見直しの時間にあてるとより記憶に残ります。
脳が最も活性化しているのは朝や午前中とよくいわれます。しかし、暗記に関しては、夜寝る前がベストです。なぜなら、睡眠中はその日覚えたものが無意識下で定着すると、科学的に証明されているからです。
引用 : Diamond online
朝一の30分に関しては、覚えたものを復習するとよいです。
それは起きたばかりの状態、つまり起き抜けのときは脳もまだ寝ぼけているので、この時に限っては何かを覚えようとする勉強は向いていません。
起き抜けの時間は、覚えるというよりも「復習」に充てるべきなのです。
引用 : Diamond online
コツ2 : かならず過去に覚えた単語を毎日見直す
1日数回、7日間ほど連続で見直す。
私は一時期、1日100個の新しい単語を覚えていた時期がありました。
その時はこんなスケジュールになります。
まず1日で100個単語を覚えます。
その後、7日間、毎日2回以上見返していました。
単語を覚える時間のわりあて
朝起きた後 30分:1週間以内に覚えた単語の見直し
昼1時間:単語帳に単語を書く
昼1時間:単語を覚える
夜寝る前 30分:1週間以内に覚えた単語の見直し
また、すでに覚えた単語を忘れていないかチェックしました。
忘れていた場合、単語カードから外してもう一回覚えるということを繰り返していました。
すでに覚えた単語を何回も見直すことになるので、見直しのスピードはどんどん速くなっていきます。
単語帳を見直すたびに覚えている達成感を味わえるので、そのモチベーションも上がりどんどん次の100個を覚えることができました。
これをすることで確実に一度読んで意味が分かるようになった単語は忘れなくなります。
数年たった今でも単語カードの裏に書いた単語の意味を覚えていたりするので効果絶大です。
コツ3 : 見直すときはできるだけ独り言を言う。
別の記事でも書いていますが、できるだけ多くの感覚を使うと記憶しやすいです。
-
ビジネス英語がなかなか上達しないときに読む記事!
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なので、独り言もとても効果があります。
精神科医の樺山紫苑氏によれば、記憶というのはネットワークとして保管されているため、言葉に出すことで、その言葉と関連する記憶が刺激され、芋づる式に引き出されるそうです。
引用: Study Hacker
ステップ5. 地道系:文法を覚える
次のステップも地道なステップになりますが、1つ1つ理解しながら覚えていくととても興味深いです。
1つ1つじっくり進めながら




という感じで1つ1つ大事に、自分のものにしていく感じです。
-
英語のリーディング力を鍛える!10のコツと7つの練習法
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こちらの記事の「練習法2. 文法をマスターする」の章におすすめの文法書も載せています。
ステップ6. 英会話を始める
あまり会話が出来ないうちは、わからないうちは場になれるつもりで望むと良いです。
分かってきたら覚えたことをアウトプットするつもりで、やりましょう。
最初から英会話の練習を始めるのもありなのですが、以下の状態になります。
コツがわからない状態で英会話を始めると
- 頭に入りにくいので時間の無駄になる。
- 挫折 >楽しみになることが多い。
なので、ステップ5までをちゃんと踏んで、実戦で使える武器が少しある状態からスタートすることがおすすめです。
また、すでに知識がある状態で会話に望むと、新しい知識をすでにある知識に紐づけて覚えることができるので効率がいい学習になります。
継続のコツ
いちいち落ち込まない
計画通りにできない日があっても、落ち込まないことが大事です。
理由は、以下のようなモチベーションの悪循環につながるからです。
本来ほしい流れは、こちらです。
モチベーション管理は、とても難しいこともありますが、出来なかった時に気にしないだけで随分と変わります。
またどうしても落ち込む場合は、ペース管理をしてくれるコーチをつけるのもとてもおすすめです。
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英会話コーチングランキングTOP5!結果を出すための勉強の方法も紹介!
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学生のことは、学校の先生や塾の先生がいたかもしれません。
でも、社会人になると勉強する時に誰かが一緒に必ず伴走してくれる環境を作るのは難しいこともありますね。
そんな時にコーチがいるととてもありがたいです。
効果が出るコツ
より効果を高める方法については、こちらの記事を読んでみてください。
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3ヶ月で英語をマスターするコツ!ペラペラ話せるようになる?
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英会話コーチングランキングTOP5!結果を出すための勉強の方法も紹介!
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まとめ
英会話の勉強の順番に悩まない!これを見ればあとはやるだけ!」の記事まとめ
- ステップ1. まずは遊ぶ
- ステップ2. 英会話のレベルチェック
- ステップ3. 発音を覚える
- ステップ4. 地道系:単語を覚える
- ステップ5. 地道系:文法を覚える
- ステップ6. 英会話を始める
- 継続のコツは、いちいち落ち込まないこと